本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第9回 ものづくりイノベーション
特別講演3「SUBARUの強みをより強くするためのデータ活用を目指して」
開催日:2023年9月27日(水)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
水平対向エンジンやAWDなどの独自技術で知られ、多くのファンを持つSUBARU。今回、同社のIT戦略と取り組みを紹介するのは、25年にわたり商品企画を担当した経歴を持ち、現在はCIOおよびIT戦略本部長を務める阿部一博氏です。
飛行機づくりからスタートしたというSUBARUのルーツを振り返り、使う人すべてに寄り添い、安全と運転しやすさを追求することがSUBARUのクルマづくりだと語る阿部氏。米国における顧客との“深い関係”についても紹介しつつ、顧客との絆もまたSUBARUの強みだといいます。
一方、自動車業界が大変革の時代を迎えている今、SUBARUにおいても大きな変革が不可欠です。生き残りをかけたチャレンジの鍵として阿部氏が挙げるのは、「モノづくり革新」と「価値づくり」。SUBARUのIT部門は、いかにしてこれらの変革をリードし、さらなる飛躍を実現させるのか。その戦略と取り組みを、阿部氏が解説します。
【TOPICS】
- 企業のIT部門が持つべき意識と、必要な意識改革
- SUBARUのクルマづくりのルーツと受け継がれる思い
- 技術や機能だけではない「SUBARUらしさ」(=フィロソフィー)とは
- SUBARUならではの顧客との深い関係づくり
- 100年に一度の大変革時代を生き残るためのSUBARUのチャレンジ
- IT部門の強いリーダー力が「モノづくり革新」を加速させる
- 新たな「価値づくり」で売り切りビジネスからの脱却を図る
- IT部門がリードするデータ活用で企業競争力を強化し、さらなる飛躍を