NOT米国式!?相手に敬意を表したネクタイを締める

写真:AP/アフロ

 こちらは、前の写真の2日後。2023年7月12日、フィンランドのヘルシンキ空港に到着する。バイデン大統領は北欧首脳会議に出席するため首都ヘルシンキを訪れた。その後の記者会見で、ロシアのウクライナ侵攻はNATOをより強固にする結果になったとし、「NATOが強くなれば、世界全体が強くなる」と言明した。

「ネイビースーツ、白シャツまでは先ほどのコーディネートと同じですが、こちらのコーディネートはネクタイが明るく派手ですね。コーディネート的にはネクタイが目立ちすぎでブルーシャツとかに変えてもいいのかなと思います。ただネクタイがアメリカ式レジメンタルタイ(ストライプの向きが左上がり)ではなく、英国色レジメンタルタイ(ストライプの向きが右上がり)なので何か意図があるのかな…と思いきや、やはり英国を含めた欧州の首脳たちと対談するからなんですね! 

 いくら世界の大国、アメリカ大統領だからといってあぐらをかかず、相手に敬意を表しているのでしょう。相手を敬いコーディネートを組むのもとても大事なことですね。読者の皆さまもビジネスシーンにおいて仕事内容や、誰と会うかなどで服装を少し変えてみるのもいいですね」。