※本コンテンツは、2022年12月6日(火)に配信したJBpress/JDIR主催「第2回 サイバーセキュリティフォーラム」の特別講演「SOMPOホールディングスのセキュリティートランスフォーメーション」のアーカイブ配信です。

 パンデミックによって予期せぬスピードで進展するビジネスのリモート化、デジタル化。それをまるで狙いすましたようにサイバー攻撃が、巧妙化・先鋭化しています。この脅威に対して、われわれはどのようにセキュリティを変革していけばいいのでしょうか。

「どれだけセキュリティ管理に注力してもリスクはなくなりません。それを理解した上で、ハッキングされることを前提にセキュリティを考え、プロセスを再構築するという意識の変革が大切です」と語るのは、SOMPOホールディングスのグループCIO執行役の川添太誠氏です。

 同社では、国内損害保険事業、海外保険事業、国内生命保険事業な どさまざまな事業においてDXが進んでおり、サイバーセキュリティの重要性が高まっています。そこで、変化に強く柔軟性の高い体制の実現を目指しています。

「ホールディングスとグループ会社の役割分担を徹底した実行力」「外部に依存しない組織力」「全体最適による費用対効果の追及」の3つの観点から進む、同社のセキュリティトランスフォーメーション。本動画では、川添氏がそれぞれの取り組みの目的と、得られる効果・成果についても解説。

「ルールだから、昔からあるシステムだから、問題が起きた時に怒られるからという心理から不都合な真実を隠したまま進むのではなく、現状を受け止めて進んでいきましょう」と、経営者、セキュリティ担当者に呼びかけています。