【BASIC ITEM】実用的なバックパックをラグジュアリーに変換

バッグ¥341,000(予定価格) [W32×H53.5×D16.5㎝]/プラダ(プラダ クライアントサービス)

 創業者の孫娘であるミウッチャ・プラダがブランドとの関わりをスタートさせたのが1978年。それまでにない使い勝手や美観を模索していたミウッチャは、新たな素材として化繊素材に着目。なかでも軍隊向けのパラシュート生地を製造するファクトリーが作り出すナイロン生地は、強靱かつシルクのような光沢感が特徴。

ミウッチャ・プラダの革新性から生まれたブラックナイロンのアイテム。高い実用性やシルキーな輝きはそのままに、現在のモデルではエコロジカルな「リナイロン」素材を使用する

 1980年代の当時、高級ブランドの鞄素材は選び抜かれたレザーが一般的であった。しかし軽く丈夫で使い勝手に優れていることから起用が決まり、かくしてプラダのナイロンバッグは大ヒットを記録。ブランドを世界的に押し上げるきっかけとなったのである。

ミウッチャ・プラダの革新性から生まれたブラックナイロンのアイテム。高い実用性やシルキーな輝きはそのままに、現在のモデルではエコロジカルな「リナイロン」素材を使用する

 昨今プラダは海洋プラスチック廃棄物や繊維廃棄物を再生させた「リナイロン」を開発し、このバックパックにも採用している。ブランドきっての定番を、さらにSDGsの側面でも着実に成長させているのである。