また、使われ方のデータを解析して現場のニーズを捉え、ソフトウエアを変更することで、お客様が買った後でも、使用の現場で機能や性能の改善を図ることができるのです。

 このような仕組みが「モノのサービス化」です。つまり、「ハードウエア×ソフトウエア×サービス」が、一体となってモノの価値を生みだすのです。これを収益面で支えるためには、「モノ=ハードウエア×ソフトウエア」を一括で売却してしまっては、それに続くサービスの価値を提供し続けることが難しくなります。

 そこで、「モノ=ハードウエア×ソフトウエア×サービス」を一体として捉え、その全体の価値への対価として、サブスクリプションや従量課金という収益モデルが必要となるのです。

 見方を変えれば、マーケティングとものづくりの一体化とも言えるでしょう。また、お客様のビジネス成果に直接貢献できるものづくりでもあります。

「モノのサービス化」を、モノをサービスのようにレンタルで使用しサブスクリプションや従量課金で収益を上げるビジネスモデルと捉えるのは一面的です。ここに説明した本質があってこそ、モノのサービス化は、その真価をお客様に届けることができるのです。