日立製作所の主任研究員が語る、生成AIの能力を引き出す研究開発の最前線

　ChatGPTなどの生成AIが近年急速に普及してきています。ビジネスの現場でも日に日に関心が高まっていますが、日立製作所では実に半世紀以上も前からAI分野の研究に取り組んできました。

　生成AIを巡っては、国内でも保険や金融業界をはじめ多くの業種においてその活用が議論されています。日立製作所ではこうした流れを受け、研究者だけではなく法務、知的財産など幅広い分野のスペシャリストを集めた「Generative AIセンター」を2023年5月に設立し、社内外の生成AIの利活用推進を担っています。

　本講演では、日立製作所のユニットリーダー主任研究員・十河泰弘氏が、グループにおけるChatGPTの活用事例のほか、生成AIと社内データを組み合わせた取り組みや、独自モデルの開発など、AI研究の最前線について語ります。