* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第6回 公共DXフォーラム
特別講演1「鳥取県の挑戦 ~DXで切り拓くデジタル新時代~」
開催日:2023年7月12日(水)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
47都道府県で最も人口が少ない鳥取県。その鳥取県が、本年(2023年)発表された自治体DX推進度ランキング※で、全国第3位となりました。「小さな鳥取県で、さまざまな工夫をした結果です」と話すのは、鳥取県知事の平井伸治氏です。
鳥取県は、DXでさまざまな業務の効率化を実現してきました。例えば、校務支援システムでは、現場の大きな負担だった事務業務の合理化を図り、1人当たり年間150時間の創出に成功したといいます。また、同県は、県内産業の活性化や新たな事業の創出、福祉などにおいても、デジタルの力を積極的に活用しています。
「スタバはないけどスナバはある」「金はないけどカニはいる」という言葉の通り、県の実情を常に前向きな推進力にしていく鳥取県は、DXに関しても、県の持つ有形無形のさまざまな資源の特徴を生かしながら、独自の挑戦を進めています。その多様な取り組みについて、平井県知事が紹介します。
※ 時事総合研究所による都道府県ランキング(2023年5月発表)
【TOPICS】
- 「スタバはないけどスナバはある」――鳥取県のPR戦略を生んだ騒動とは
- 地域の伝承とゆかりの地を生かすプロモーション「うさぎプロジェクト」
- コロナ禍で進んだデジタルシフト――ワーケーションやリモートワークの推進
- 自治体DX推進度ランキングで全国第3位に
- 1人当たり年間150時間を創出した校務支援システムとは
- 業務効率化を図るさまざまなDX
- 鳥取県のデジタル田園都市国家構想「住まあとっとりプロジェクト」
- 「まんが王国とっとり」発のデジタルコンテンツビジネス創出を目指す
- デジタルシフトを支える、リモートワーカーやDX人材育成のための取り組み
- 産業や福祉分野におけるデジタル技術の活用
- 本当に使える技術を冷静に見極め、長期的な視点での変革を