* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第5回 公共DXフォーラム
特別講演2「DX推進に向けた組織のイノベーション」
開催日: 2023年2月28日(火)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
行政のデジタル化の基盤を構築すべく、デジタル化を推進するための組織づくりや人材の採用・育成を進めている東京都。本講演では、2019年に副知事に就任した宮坂学氏が、東京都の「シン・トセイ」プロジェクトや、新設された「GovTech東京」の取り組みを通し、地方行政とDXの在り方について語ります。
「日本の行政は、昭和のテクノロジーのまま令和を迎えてしまった」と語る宮坂氏。その実態は、講演内で紹介される「デジタル化された行政手続きの利用率、品質に対する満足度ともに東京は非常に低い」という調査結果(東京・ニューヨーク・ロンドン・パリ・シンガポール・ソウルの5都市を比較)にも表れています。この現状を打破しようと「シン・トセイ」プロジェクト、「GovTech東京」の取り組みが進められているのです。
都のみならず区市町村レベルにも広がる東京都のDX。いかに取り組み、成果を上げてきたのか、そして何を目指すのか。この講演でその全貌を知ることができます。
【目次】
- デジタルサービス局を中心にDX推進体制を整備
- 東京都に必要な4つの能力をスキルマップで定義
- 都政の構造改革「シン・トセイ」の現状とこれから
- 現場主導でデジタル化が進む仕組みづくり
- 「GovTech東京」構想で区市町村にも広がるDXの輪
- 変化に対応し、新しい都庁へと“脱皮”する