公共 電子決裁率100%やRPA導入、茨城県はいかにして行政DXを実現したのか 「活力があり、県民が日本一幸せな県」実現に向けたDX、その実績と未来像 大井川 和彦 – 2022.10.7 行政DX 新しい茨城 DX 茨城県 公共 茨城県 Tweet シェアする ※本コンテンツは、2022年7月20日(水)に開催されたJBpress/JDIR主催「第4回公共DXフォーラム」の特別講演3「茨城県庁のDX実現に向けた挑戦〜その取組とポイント〜」のアーカイブ配信です。 2017年は、茨城県にとって「DX元年」とも呼べる大きな出来事が起こった。それは、マイクロソフトアジアやシスコシステムズ、ドワンゴなど、IT企業で敏腕を振るった大井川和彦氏が、県知事に就任したことである。 大井川氏は県知事就任以降、「新しい茨城への挑戦」を掲げ、DX実現に向けた取り組みを続けている。その取り組みの柱は「『いつでもどこでも』効率的に仕事が出来るICT環境づくり」「業務のデジタル化」「デジタル技術で出来ることはデジタル技術に任せる取組」「システムを持たない、作らない取組」の4つだ。 電子決裁に関する改革は、インターネットニュースなどでも取り上げられた。10年以上前に電子決裁システムを導入していたが、電子決裁率は10%台だった。それをたった4カ月で100%を達成したのだ。その他にも、立会人型電子契約の導入による利便性の向上、RPA※の導入による業務時間の大幅な削減など、具体的な成果を上げている。 ※RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション=ロボットによる業務自動化) DXとはほど遠い印象すらある行政という場での大井川氏の取り組みとその成果は、特筆すべきものといえるでしょう。本動画では大井川氏が、どのようにして茨城県がDX実現を成し遂げているかを説明しています。DXに挑む企業にとっても、示唆に富む内容です。 最新記事 公共 目指すは“地方発DXの最先端”、福井県が現場主義で挑むチェンジマネジメント地域社会の課題を踏まえた戦略と徹底した意識変革で得た成果とは 米倉 広毅 - 2023.11.29 公共 人口最少県が、なぜ自治体DX推進度ランキング・全国第3位を獲得できたのか平井県知事が語る、独自の強みを生かしたDXで地方創生を目指す鳥取県の挑戦 平井 伸治 - 2023.11.20 公共 総務省・小牧氏が語る人口減少社会の自治体DX――最新動向と国の取り組みマイナンバーカードからバックヤード改革、デジタル人材確保・育成まで 小牧 兼太郎 - 2023.11.17 Pick up 安心・安全なアクセス制御が、地方自治体におけるクラウド活用を実現 Japan Innovation Review | <PR> - 2023.10.19 業界共通 他 歴史的偉業、ホンダのCVCCエンジン誕生のきっかけとなった「無茶振り」とは?ルールの先取り、トランジションの加速、ブルーオーシャンの関係 松浦 正浩 - 2023.10.18 業界共通 他 なぜ裸で外を歩いてはいけないのか?社会が大きく変わるトランジションとは「MLP」「3つのレイヤー」「Xカーブ」で社会の仕組みと変化を読み解く 松浦 正浩 - 2023.10.12