文=橋本優香
色とりどりの繊細パウダーで“血色のいい”肌に
1990年、コンパクトと繰り出し式ブラシのセットで当時、12000円で発売された初代プードル「プードル オートニュアンス Ⅰ」。煌びやかなパッケージの中に、色とりどりのペールカラーに誰もが度肝を抜かれた。
発売当初は「どうやって使うの?」と戸惑った人もいたが、このペールトーンをブラシでブレンドして、肌にのせるだけで、ファンデーションを活かしながらも、肌に透明感のある印象と明るさを与え、軽さとなめらかさのあるシルクのような肌触りになると噂になり、広告はせずに口コミだけで売上を伸ばしたという。
翌年には「もっとやわらかさのある色が欲しい」との要望に応え、「オートニュアンス Ⅱ」を発売に。さらに、「朝の仕上げにも使いたい」という多くのお客様からの声により、パフ仕様の「リクスィーズ」が発売になった。
15周年を迎えた頃から、認知度アップ
2004年のデビュー15周年の際に、新色が追加され、肌色や印象に合わせて選択肢が広がり、幅広い年齢層に認知度がアップ。また、ブラシ仕様は終了して、すべてパフ仕様へと変わった。
現在の“ラ プードル”シリーズが登場になったのは2010年。誕生当初から受け継がれてきた仕上がりの美しさはそのままに、繊細に輝くロゴがデザインされたパッケージに一新した。
外出先でも“清潔感”を与えるフェイスパウダー
毎日“肌づくり”をする中で、誰もが直面するのが「清潔感の作り方」の難しさ。特に40歳を過ぎると、肌に欠点がない人はいない。くすみ、クマ、毛穴、キメの粗さ、たるみやシワなどによって、どうしても肌の清潔感が失われ、“疲れた人”に見えてしまう。それを隠そうと厚塗りをすると、負のスパイラルに陥ってしまう。
2020年、ラ プードル オートニュアンス30歳を迎えた。今や「フェイスパウダーといえばこれ!」と言われるぐらい、大ベストセラーとなったプードル。売れている理由はおそらく、計算されたカラーが組み合わさり、くすみ、よどみ、暗さがカバーされ、清潔感のある肌を一瞬で作ってくれるフェイスパウダーだからであろう。
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