⑤自分のホームグラウンドを見つけよう

 スケートボードは、乗れば乗るほどうまくなる。だからまずはひとつ、自分のホームグラウンドを見つけたい。通いやすい場所にスケートボード専用のパークがあればベスト。なければ、スケートボードOKの公園や河川敷を探してみよう。かくいう記者は、荒川河川敷に通っている。荒川に沿って舗装道が延び、長い距離のランディングを楽しむことが可能。開けたスペースも多く、YouTube動画で学んだ動作やトリックを試してみるにもちょうどいい。広く安全性が高いので、ほかの利用者に迷惑をかけることなくトレーニングに打ち込める。

 

ビジネスへの好影響がたくさん

 屋外でのスケートボードは、とにかく気持ちがいい。難しいトリックができなくても、走っているだけで日々のストレスがすっと抜けていく。走行中は周囲や路面の状態に細かな注意が必要。ライディングに集中するため、ほかのことを考えている余裕がないのが、かえって心を安定させるのだろう。

 目に見えて体が引き締まり、体脂肪が落ち、足腰が強くなる。ビジネスに与える好影響も計り知れない。「健康のために何か始めてみたい」。そう思っているビジネスパーソンは、ぜひスケートボードを候補に加えてほしい。