③基本はYouTubeでマスターできる

 道具の用意ができたら、基本動作を身につけていこう。指導してくれる友人や知り合いがいる場合は教えてもらえばいいが、そうでなければYouTubeやインスタの動画が教科書になる。特に最近は超初心者向けのYouTube動画が充実。ボードの乗り方や基本的な操作テクニック、レベルに合わせたトリック(技)などを手軽に学ぶことができる。「スケートボード 入門動画」と検索すれば動画がたくさん出てくるので、自分に合った先生を探してみよう。

筆者おすすめのチャンネル「NOLLIE SKATEBOARDING JP」より、最初の2時間で覚える超基本 [スケボー START HOWTO#0.0]

 入門者向け動画とともに、プロのライディングも見ておきたい。というより、絶対に見るべきだろう。“憧れのスケーター”を作ることが、練習に励むモチベーションになるし、何より気分が上がる。人気スケーターのほとんどは自分のライディングを収めた動画を公開しており、SLSをはじめとする主要国際大会の多くも公式サイトやYouTubeなどでライブ中継を配信している。かっこいい滑りを見れば見るほど、スケートボードが好きになっていく。

 

④上手くなるためには、とにかく個人練習

 スケートボードをマスターするには、スクールに通うという手段も。これも「スケートボード スクール」で検索すれば、情報が山のように出てくる。ただし、ピアノのレッスンや英会話と同じで、週に1、2回、スクールに通ったからといって上達するわけではない。スクールは、ヒントやアドバイスをもらう場所。うまくなるには、個人練習を積むしかない。