5. Reebok「PREMIER TRINITY KFS」

スニーカー¥22,000/リーボック(リーボック)*8月下旬発売予定

テクニカルなアッパーが放つY2Kムードを、さらに加速させるニューカラー

 本稿のラストを飾るのは、90年代〜00年代にインスタ・ポンプシステムをはじめ、先進的な独自技術を搭載したモデルを数多くリリースし、シーンを牽引してきたハイテクの雄、リーボック。

「プレミア トリニティ KFS」は2006年に登場したランニングシューズ。オリジンはキネティック・フィット・システムを初搭載し、前出の『ランナーズワールド』誌で発売と同時にエディターズチョイス賞を受賞した傑作としても知られる。歩行時の足の動きに合わせてアッパーパネルが独立可動するこの画期的システムが、柔軟なフィット感を創出。さらに足裏に近いミッドソールの上部に、着地時の足へのダイレクトな負担を軽減するDMXライド クッショニングを設置することで快適性をより高めている。

 白を基調にメタリックなディテールを取り入れたニューカラーがさらに際立たせるY2Kムード。周囲とカブりづらい玄人モデルという点においても、挑戦の価値ありだ。