現在、東京・上野の国立科学博物館にて開催中の特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」。各地の博物館・美術館や、アルビオン アート・コレクション、ヴァン クリーフ&アーペルなどの作品から、多種多様な宝石と、それらを使用した豪華絢爛なジュエリーを展示。その美しさだけでなく科学的、文化的な切り口で紹介、宝石、新たな魅力の発見となるだろう。
貴重な宝石約200種を展示
古代から魔よけやお守り、地位や立場を示すシンボルとして世界中で用いられ、現在では、宝飾品として多くの人に広く親しまれている「宝石」。
この特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」では、ダイヤモンド、エメラルド、サファイアなどのメジャーな宝石からフォスフォフィライト、スフェーンなどのレアストーン、生物由来の真珠や化石由来の琥珀などの宝石が集結する。
また、宝石の生い立ちを、大型の原石(ラフ)を使って説明。原石は地球のどこで出来ているのか、どのように採掘され宝石として仕上げられるのか、その過程を科学的に検証する。
また、国立西洋美術館が誇る「橋本コレクション」から、紀元前2000年から現代までの指輪コレクション約200点が特別に出品。長い歴史が育んできた宝石のカットの歴史を、貴重な宝飾品でたどる。
さらに「ヴァン クリーフ&アーペル」や「ギメル」といった国内外の人気ジュエラーから、世界的に有名な宝飾芸術コレクションであるアルビオン アート・コレクションまで。人類が生み出してきた美の歴史を堪能しよう。