IoT、人工知能、フィンテック、ブロックチェーンなど、さまざまなテクノロジーの技術革新が進む中、新しいサービスの開発や革新的な技術を持つ新興企業が次々と誕生し、国内外問わず大きな注目を集めている。

また日本では、政府が主導で取り組む女性活躍推進と連動して、専門的な知識や生活を通して得たアイデアを元に、事業を立ち上げる女性起業家たちが活躍の場を広げている。

しかし、ランスタッド社が世界33の国と地域で実施した労働者意識調査から、日本人の起業意欲がグローバルと比較して未だ低いことが分かった。

7割が“起業したくない”。日本が33カ国中、もっとも企業したくない国に

中小企業庁によると、日本の開業率※はイギリスやアメリカのおよそ半分の4~5%で推移しており、日本人は起業に対して消極的であると言われている。(中小企業白書2016)
今回の調査でも「起業したいとは思わない」に、グローバルの平均では53.1%が「はい」と回答したのに対し、日本は69.9%が回答。33の国と地域の中で最も高い数値となった。
※1年間に開業した法人数が、会社数全体に占める割合