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いまのところRZはこの450e “version L“のモノグレードで、車両価格は880万円。
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特徴的なリアのスポイラー。これによりルーフ・エンドの風の流れを整え、操縦安定性を向上させるという。鉄腕アトムの髪型は空力的に正しかった。さすが手塚先生!
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静かでシームレスな加速はBEVの特性でもあるけれど、RZはそのBEVのなかでもスッキリ感が心地よい。
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BEVは内燃機関ほど冷却用のグリルを必要としない。つまりグリルがいらない。そこで、ボディと一体化した「スピンドルボデー」が考案された。
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エッジーなスタイリングは、レクサスのエースで4番、主力モデルのRXとの兄弟であることをひと目でわからせる。
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ご存じのように自然エネルギーですべてを賄わないと、BEVの本当の価値、CO2の削減は実現しない。原料を含めた製造過程で膨大なCO2を排出するからだ。
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スペア・タイヤがないこともあって、荷室は十分な広さがある。
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外部電源とつなぐ用のケーブル。200Vの普通充電で満充電にするには12時間かかる。
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特にBEVであることを強調していない運転席まわり。操縦桿のようなステア・バイ・ワイアも開発中で、そっちはスゴイ。
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カタログ上の満充電時の航続距離はおよそ500km。拝借時はほぼ満タンで307km走れることをメーターは示していた。実際はそんなものでしょう。
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ドライブ・モードには、ノーマル、スポーツ、エコ、レインジ、カスタムとある。スポーツにすると俄然、アクセル・レスポンスが鋭くなり、回生ブレーキが強くなる。エコはその逆で電費優先、レインジだとさらにそうなり、エアコンの効きもはっきり弱くなる。
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ヘッドアップディスプレイ。フロントスクリーンに運転支援システム情報、パワーメーター、コンパス、スピードメーター、シフトポジション、回生ブレーキ力インジケーター、警告メッセージが適宜表示される。
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操作ミス防止のためだろう。シフトのスイッチは外側の丸い金属部分を下に押して回す。
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SDGsということで、「ウルトラスエード」というバイオ素材をシート表皮に用いている。
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内燃機関がいらないBEV専用パッケージにより全長はレクサスRXより85mm短いのに、2850mmのホイールベースは同じ。そのおかげで後席はRX並みに広い。
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オプションの調光パノラマルーフ。電気を流すことでガラスに貼ったフィルム内の液晶高分子の向きを変えて、透明から不透明に一瞬に変わる。黄色い太陽が真っ赤な太陽に。