AI利用の３つのリスク　インシデントに気づけない情報管理体制があらわに

　日本企業でもビジネスにAIを活用するケースが増えているが、果たして、リスク管理は適切に行われているだろうか。この資料では、調査から判明した日本企業のハイリスクな情報管理とビジネスのAI活用における3つのリスク、経営者に求められる大局的な視点に基づいた戦略について考察します。

　業務の効率化などへの期待が高まり、日々、話題に上るAI。そのAI利用の際、セキュリティインシデントが発生するリスクとして「入出力、アプリケーション、データ」の3つの観点があります。

　今回の調査では「AIツールの利用に際し、セキュリティインシデントが発生したことはありますか」という問いに対し、情報漏洩や安全でない環境へのアクセスを体験したという回答が寄せられています。一方でインシデントはなかったという企業の中には『インシデントに気付いていない』企業が多い可能性があります。

　いまやAIは、組織から完全に排除することはできない存在です。だからといって、個人任せにすることはできません。経営層による大局的な視点に基づいた、適切な利用環境の構築が必要です。

　この資料では調査から判明した日本企業のハイリスクな情報管理と、AI利用の３つのリスクと求められる戦略について考察しています。セキュリティ対策担当者はもちろん、経営者、責任者は一読することをお薦めします。