* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第3回 DX人材フォーラム
特別講演「DX人材育成の要点『DXのレベル分けと必要な教育の考え方』
〜何を目指すかによって必要な人材と教育は異なる〜」

開催日:2023年9月21日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

「DXには成功公式があり、『何をやるか』が具体的であるほど、そして人材の能力が高いほどDXは成功する」と説くのは、住友生命のエグゼクティブ・フェローで、デジタル共創オフィサー デジタル&データ本部の事務局長を務め、社内外でDX人材育成に携わる岸和良氏です。

 岸氏はDX人材育成の重要性を強調した上で、「どのレベルのDXを目指すかによって顧客価値を高めるビジネスの仕掛けは異なる」ため、レベルに応じた教育カリキュラムが必要といいます。その上で、住友生命が2025年までに150名の輩出を目指して取り組む、“デジタル企画人材”の育成カリキュラムを紹介。中でも“顧客価値向上力”を重要なポイントの一つと位置づけ、顧客価値を高めるという9つの手段を明らかにしていきます。

 顧客価値の時代を乗り切るために必要な視点と、顧客価値を高める具体的な手段とは。生命保険業界に限らずあらゆる業種に共通した、DX人材を育成する目的とその教育について、新たな気づきを得られる内容です。

【TOPICS】

  • DXの成功させるための公式とは
  • DX人材育成で必要となる5つのステップ
  • DXにおける5段階と経営戦略の関係性
  • 生命保険「Vitality」がもたらす顧客価値
  • 顧客価値を高めるデジタル戦略とは
  • 住友生命が取り組むDX人材育成の具体的手法
  • 顧客価値を左右する「ベネフィット」と「コスト」とは
  • 顧客価値を高める9つの手段