* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第5回 金融DXフォーラム
特別講演3「ふくおかフィナンシャルグループの挑戦~お客さまを中心に据えた自己変革~」
開催日:2023年8月22日(火)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
国内初のデジタルバンク「みんなの銀行」をはじめ、さまざまなチャネルを通じて取引をデジタルシフトし、営業変革に取り組むふくおかフィナンシャルグループ(FFG)。同社の執行役員でDX推進本部長を務める藤井雅博氏は「絶えず変化する顧客ニーズに合わせ、私たちも柔軟に変わる必要がある」と強調します。
藤井氏は、FFGが傘下5行と「2wayアプローチ」で進めるDX戦略の概要や組織体制を解説。自社開発のサービスが実績を挙げる中、さらに500人のデジタル人財を確保するため育成・採用を進めているといいます。同社はなぜ、人財を投じた開発内製化へかじを切ったのか。そこには、地域に根ざした銀行ならではの課題が浮かび上がります。
銀行を取り巻く環境が大きく変わる昨今、顧客体験価値を高めるサービスはどうあるべきか。組織・人財・風土に関わるDXのポイントを、藤井氏が説きます。
【TOPICS】
- 2年連続「DX銘柄」選定に至るFFGのDXヒストリー
- DX実現に向けた2wayアプロ―チ
- 中期経営計画における重点取り組み
- クロスファンクショナル組織「DX推進本部」の構成と役割
- 新しい個人バンキングアプリ開発で広がる個人ビジネスのDX
- 「デジタル×ヒト」の融合を目指す法人ポータルとSFA
- 組織・人財・風土のDXをどう実現するか
- 成長のカギを握る4つの要素
- 商品開発の課題は開発内製化で解決
- 「IT投資案件」と「DX投資案件」プロセスをわけるメリット