* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第16回 DXフォーラム
基調講演「三菱電機グループの社内業務DX~循環型 デジタル・エンジニアリング企業への変革に向けた全体最適実現の課題~」

開催日:2023年3月31日(金)
主催:JBpress/Japan Innovation Review

 従来のコンポーネントの生産・販売・保守という事業形態から脱却し、コンサルティングから保守・運用までのライフサイクル全体をサポートする統合ソリューションを提供する「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」への変革を宣言した、三菱電機グループ。「事業本部の各部門の強みを融合した統合ソリューションの創出のためには、事業の枠を超えた全体最適が必要」と語るのは、三菱電機で常務執行役CIOを努める三谷英一郎氏です。

 三谷氏は全体最適の実現にあたり、2つの柱があるとした上で、同社が抱える課題とその背景を分析し、社内業務改革で目指すべき全体最適の全体像を解説。社内DXの活動を「M-X(エムクロス)」と称し、そのけん引組織として発足したプロセス・オペレーション改革本部の取り組みについて詳しく紹介します。

「経営チーム全体で、全体のビジョンや戦略の共通認識をつくり、事業や組織・制度のありかたまで踏み込んだ変革を推し進める」と意気込む三谷氏。本講演では、三菱電機グループの課題と社内業務DXの全貌が明かされます。

【TOPICS】

  • 「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」を目指して
  • 事業の枠を超えた全体最適をどう実現するか
  • データのバケツリレーはこう解消する
  • 個別最適が推進されてきた背景
  • 全体最適に向けた具体策
  • 「M-X(エムクロス)」推進チームとは
  • 社内情報システム担当組織の変革
  • 4つの軸からなる、全体最適実現の効果目標
  • 経営チーム全体で目指す、全体最適実現の形