* 本コンテンツは以下講演の【全文採録記事】を掲載しています *
第3回 建設DXフォーラム
特別講演2「竹中工務店が取り組むデジタル変革、そして目指す未来」
開催日:2023年4月21日(金)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
近年の建設技能労働者の大幅な減少や、2024年4月に適用される改正労働基準法の年間総労働時間の上限規制などによって、生産性向上が喫緊の課題となっている建設業界。今回、竹中工務店のデジタル変革について紹介するのは、同社の執行役員でありデジタル室長を務める岩下敬三氏です。
竹中工務店では、2030年までに目指す姿として「お客様の課題解決と事業機会の創出」「圧倒的なお客様満足を生み出すものづくり」「建築とそのプロセスでのサステナブルな価値提供」を掲げ、デジタル変革を推進しています。
情報システムのクラウド化から、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の活用を含めた「建設業のデジタルツイン」の導入、あらゆるデータを分析・活用できる「建設デジタルプラットフォーム」の構築まで、生産性向上と新たな事業機会の創出を目指す竹中工務店の取り組み事例と今後の展望を、岩下氏が解説します。
【TOPICS】
- 建設業界の現状と課題
- 竹中工務店におけるデジタル化の効果事例
- 全社のデータを蓄積・活用する「建設デジタルプラットフォーム」とは
- 竹中工務店が2030年にデジタル変革で目指す姿
- 竹中工務店が目指すデジタルツインのあり方
- 各事業領域(設計・生産)におけるデジタル化の取り組み事例
- 竹中工務店のデジタル人材育成の考え方
- 「建設デジタルプラットフォーム」による事業のデジタル変革の展望