＊ 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています ＊
第3回 建設DXフォーラム
特別講演Ⅰ「国土交通省におけるインフラ分野のＤＸの推進」
開催日：2023年4月21日（金）
主催：JBpress／Japan Innovation Review

　就業者数が減少の一途をたどる建設業界。生産性向上が急務となる中、国が全国の建設現場で積極的に推し進めようとしているのが、ICT施工をはじめとしたインフラ分野のDXです。

　国土交通省は、こうした取り組みを広げるべく、大臣官房に参事官（イノベーション担当）という新たなポストを設置。就任した森下博之氏は「大臣官房の立場から、組織横断的に各局の取り組みをより強力に進めていく」と語ります。

　これまで非効率が多かった建設現場で、データとデジタル技術を活用し、いかに生産性を上げるのか。インフラ分野のDXを進める中での具体的な取り組みや直面する課題、さらにDXで目指す将来像について、森下氏が語ります。

【目次】

  • 生産性2割向上を目指すi-Constructionの取り組み
  • ICT施工の活用状況と、中小現場への普及における課題
  • “作業単位の効率化”から“現場全体の効率化”へのシフト
  • BIM/CIMの原則化で求められる2つのポイント
  • インフラDXの広がりと将来像を描く「アクションプラン」
  • 国交省が構築を進める国土交通データプラットフォームの概要