<この動画で学べること>
・川添隆氏が「顧客体験」で重視すること
顧客側の必然性をどう設計するか
・ビジョナリーHDの在庫管理の考え方
現状と変革を進めていったこれからの姿
・川添隆氏が考える「ITの力」
仕組みでできなかったことをできるように
〔編集長がこの動画で伝えたいこと〕
仕入れたり、自ら開発したりした商品を、差益をのせて販売する。このようにビジネスモデルがシンプルで、付加価値をつける部分が限られているからなのか(その結果、業界平均の営業利益率もさほど高くありません)。
はたまた、リアル店舗の場合は顧客が目の前におり、そこだけ見ていれば、これまではビジネスが成り立ってきたためか。
リテールDXでも「顧客ファースト」が大事だとは理解できても、なかなかその先に進められずにいる小売企業が多いと感じています(その仕事を変えるテクノロジーが次々と開発され、POSデータをはじめ活用できるデータを多く持つにもかかわらず)
この動画がそうした小売企業の意識を変えるきっかけになると考えています。
「常にリスクはあり、失敗は当たり前にあり、それをリカバリーするのがスピード」「高速PDCAを繰り返していれば、失敗なんて誰も気が付かない」と語るビジョナリーホールディングス取締役CDO兼CIOの川添隆氏。事業スピード重視は同社の全社員の行動指針になっているといいます。
今回は、ビジョナリーホールディングスと川添隆氏に「小売業の変革と顧客体験の高め方」を学びます。
「探究 DX insight」は、小売業界のDXのキーマンを招き、学術とビジネスの視点からリテールDXの本質を探究していく企画になります。
オムニチャネルとリテールDXの研究で著名な小樽商科大学の近藤公彦副学長・商学研究科 教授と神奈川大学の経営学部国際経営学科 中見真也准教授という、2人の研究者が小売業界のDXのキーマンに鋭く迫ります。