構成・文=長谷川剛(TRS)スタイリング=石川英治(TABLEROCK)写真=大泉綾平
ちょっとした寛ぎタイムも上質かつ快適に
自宅で過ごす時間が見直されているこのニューノーマル時代。家族やパートナーとの語らいも確かに大切です。しかし、自分だけの時間を確保しバランスをとることも肝要。音楽や映画鑑賞などは個々にリラクゼーションを得る時間として恰好のもの。ですが、タイミングによっては音の露出が気になるシーンもあるものです。
そんなときには、やはりヘッドフォンの活用が正解。また、通勤やカフェの時間などにおいて、スマートフォン経由のメディアを楽しみたいときも、ヘッドフォンを持っていると非常に便利。そう考えると、意外に現代生活に有効なガジェットであることがわかります。
以上のようなニーズから近年多くの音響ブランドが、多彩なヘッドフォンをリリースしています。ただし学生時代ならいざ知らず、成熟した大人であるならチープな製品ではなく、こだわり抜いた逸品から選び出したいもの。機能的にもルックス的にも納得のヘッドフォンが身近にあったなら、自宅でも屋外でも心からのリラックスタイムを手軽に楽しむことができるに違いありません。
そこで強くお奨めしたい、ベルルッティとバング&オルフセンによる最強タッグの話題作。ベルルッティはレザーアイテムを中心に、世界的に展開する高級フレンチメゾンです。また、バング&オルフセンは北欧らしいハイセンスなデザインと、高音質のAV機器を作り出すデンマーク発の名門。ともに高感度なエンスージァストから高い支持を受ける正統派のブランドです。
この新作ヘッドフォンである「Beoplay H95 Berluti Edition」の注目すべきエッジのひとつが、ベルルッティ謹製のレザー使い。その名も「ヴェネチアレザー」は、ベルルッティだけの名品革材であり、パティーヌと呼ばれるカラーの重ね塗りを施しており、十数万超えのドレスシューズにも採用される逸品レザーです。その至高の革材をヘッドバンドに用いており、頭部に装着した佇まいも、どこかフレンチのエレガンス漂うルックスとなるのです。
また音質の方もお墨付き。傑作であるバング&オルフセンの「Beoplay H95」をベースとしており、最高品質のサウンドに加え、長時間持続する快適さ、そして効果的なノイズキャンセリング機能(ANC)を兼備しています。特にこのANC機能は素晴らしく、ヘッドフォンを耳に被せただけで周囲の空気感がクリアに一変し、圧迫感なく明度の高いサウンドに心地よく入り込んでいける別格のスペックです。
触って見られてリアルに使用して。その完成度の高さがじっくり味わえるベルルッティ×バング&オルフセンの高級ヘッドフォン。側に備えておくことでストレスフルな現代生活に、洒落た潤いをもたらしてくれること絶対です。