アプリケーションの開発サイクルを大幅に短縮、顧客やパートナーと連携できるカスタムポータルも構築可

 オンラインコミュニケーションによって効率的に情報を連携し、改善につなげる仕組みについてもご紹介します。

 設備管理者は、アプリケーション上で工場内の装置のデータを一元管理するページを表示すると、自社の工場に最適化された情報を確認することができます。ページ上では、メンテナンス情報等を随時更新できるほか、トラブル発生時にコミュニケーションがとれるフィードがあり、このフィード上でのやりとりで効率的に改善を進めていくことができます。過去のやりとりはデータとして集約されるため、コミュニケーションの情報は資産として蓄積されることになります。

 ここでは設備管理者用のアプリケーションの例を紹介しましたが、アプリケーションは用途に応じて必要なときに作成できます。セキュリティも万全で、利用者の限定なども可能です。

 顧客など外部の関係者に情報公開するためのアプリケーションも開発できます。類似のアプリケーションとの大きな違いは、顧客やパートナーなど部外者専用のログインページがあることです。必要に応じて情報を共有できるだけでなく、フィード上で顧客に問い合わせをしたりといったコミュニケーションも可能です。

 アプリケーション開発においては、必要な部品の組み合わせにより開発サイクルの大幅な短縮を可能にしています。

 管理者やビジネスアナリストは、コーディング不要でドラッグ&ドロップ対応のツールを使い、アプリケーションの構築やワークフローの自動化を迅速かつ柔軟に行うことができます。

 プログラム開発が必要な場合には、本来やるべき最小限のコーディングに集中できる環境で、開発者の負担を軽減しています。ガバナンスやコンプライアンスの確保も万全で、豊富な管理機能をアプリビルダーで使うことができます。

 その他、ポータルについては、カスタムポータルを構築して顧客やパートナーと連携することができます。Salesforceのアプリケーション、データ、プロセスを社外のステークホルダーも利用できるのです。アプリケーションの構築と同様に、ローコードビルダーやビルド済みのソリューションを利用することで迅速な構築が可能です。

 データの一元化からアプリケーションの迅速な構築まで、デジタルへのスムーズな移行をサポートする「Salesforce Customer 360」。工場から営業、顧客、パートナーまでシームレスにつながるアプリケーションプラットフォームで、データ活用で変革を進めたい企業を強力にご支援させていただきます。

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