犯罪の凄惨さ伝える写真は「刺激証拠」、裁判員が衝撃受けぬようイラスト化…遺族憤慨「それで真実究明できるのか」
ひき逃げ事故で重傷を負わされ入院中の高橋琴さん(仮名。家族提供)。こうした写真も「刺激証拠」として裁判員には開示されない可能性がある *写真は一部加工してあります
(画像1/7)
〈「刺激証拠」のイラスト化 隠される真実〉のシンポジウム。法曹関係者や殺人事件の被害者遺族などが参加した(筆者撮影)
(画像2/7)
ひき逃げ事故の被害者・高橋琴さん(仮名)の受傷直後の顔面写真。直視するのがつらい写真ではあるが、事故の実態を如実に伝えてくれている
(画像3/7)
上の写真をモノクロにするとこうなる。だいぶ印象が違う
(画像4/7)
上記写真を筆者がイラストにしてみた。これでは被害の実態など分かりようもないと思うが、現在の裁判員裁判では、証拠写真がこの程度のイラストで代替されている(*編集部註:こちらのイラストはもともと掲載していた写真を元に描かれています)
(画像5/7)
ひき逃げ事故に遭い、病院で治療中の高橋琴さん(仮名)
(画像6/7)
同じく入院中の高橋琴さん
(画像7/7)
犯罪の凄惨さ伝える写真は「刺激証拠」、裁判員が衝撃受けぬようイラスト化…遺族憤慨「それで真実究明できるのか」
この写真の記事を読む

連載の次の記事

【裁判がおかしい】飲酒逆走運転で娘奪われた母の怒り「血が写った写真は証拠採用されず」そして犯人に驚きの軽い刑

1〜 90 91 92 93
関連記事
「前例ないほど犯情が悪い」裁判長に叱責された美女木多重事故の被告に法定刑の上限超える実刑判決、なぜ下せたのか 信号無視の自転車がひき逃げ、「発生の瞬間」がカメラにバッチリ映っているのに3年経っても検挙されないのはなぜか 泥酔してひき逃げしたラウンジ嬢が法廷で「反省なき態度」、顔を傷だらけにされた24歳被害女性が悔しさで震わせた声 車にはねられた妊娠中の娘、死の間際に帝王切開で産んだ孫には重い障害、なのに「加害者は胎児への責任なし」だと? 父をひき死亡させた車のドラレコ映像、刑事裁判では証拠採用したのに民事訴訟用のコピーを裁判官が拒否、どうして…
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。