「米不足」に足をすくわれた田沼政権、引き金となった「天明の大飢饉」を悪化させた最大の要因
撮影/西股 総生(以下同)
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江戸時代に入ると各地で新田開発が進み、米の生産量は増えていったが……
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群馬県長野原町にある鎌原(かんばら)観音堂。浅間山噴火によって大規模な土石流が起きた際、多くの村人達がここに集まって難を逃れた
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東北地方の農村から米が消えた原因は凶作だけではなかった
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仙台藩(伊達家)の領内でも飢饉は深刻であった
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麦畑の情景。秋に不作だと翌年の春先には米が払底する。初夏に収穫する麦は次の秋までをつなぐ食料でもあった
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群馬県長野原町鎌原地区で、土石流の堆積層の中から掘り出された江戸時代の建物。穀物倉のようである
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小峰城から見渡した白河城下
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盛岡城内に現存する米倉
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田沼意次の墓所がある東京駒込の勝林寺
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二条城に現存する米倉。城米は本来は兵粮米だったが、平和な時代には飢饉に備える備蓄米となった
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「米不足」に足をすくわれた田沼政権、引き金となった「天明の大飢饉」を悪化させた最大の要因
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