典型的な平山城・越前大野城、史実に基づかない「はみ出し系天守」よりも奇抜だった?城主・金森長近のセンス 織田信長にとって重要な意味を持った盆地の城、石垣や縄張などに見られる天正年間の様式 2024.11.5(火) 西股 総生 フォロー フォロー中 生活・趣味 歴史 シェア3 Tweet この写真の記事へ戻る 越前大野城 撮影/西股 総生(以下同) 城下町の風情が残る大野の街 仕事でたまたま投宿した部屋から天守がよく見えたので望遠レンズで撮ってみた。トップの写真は、朝起きて同じ窓から撮ったもの(笑) 天守から眺めた城下と大野盆地。山並みの向こうは美濃だ 丘の上の本丸には野面積みの古式な石垣が随所に残る 天守から見下ろした天守曲輪の外枡形虎口。その先の虎口(画面奥)まで見通せる=撃ち通すことができる。実戦本位のタイトな縄張だ 現行のコンクリ天守は老朽化が目立つが、何とか残してほしい