犯行の痕跡ない殺害遺体、鑑識係はどう見抜くのか 変死体に向き合う鑑識係が現場から訴える「危機感」 2020.12.29(火) 柳原 三佳 フォロー フォロー中 時事・社会 シェア0 Tweet この写真の記事へ戻る *イメージ写真 村上和郎〈むらかみ・かずろう〉 元大阪府警察 警部 昭和34(1959)年、大阪府大阪市生まれ。奈良市立一条高等学校卒業。昭和54(1979)年、大阪府警察の巡査を拝命。翌年に配属された枚岡署の警ら課(現・地域課)交番勤務、直轄警察隊を経て、以後は所轄の豊中署、東成署、西成署、布施署、松原署、富田林署の刑事課捜査員や鑑識係として約27年勤務。平成25(2013)年からは吹田署と八尾署の留置管理課をつとめ、平成29(2017)年に健康上の理由で依願退職。在職期間は約38年。現在は飲食店運営会社に勤務。 『鑑識係の祈り―大阪府警「変死体」事件簿』(村上和郎著、若葉文庫) 『死因究明―葬られた真実』(柳原三佳著、講談社) 『焼かれる前に語れ―司法解剖医が聴いた、哀しき「遺体の声」』(岩瀬博太郎、柳原三佳著、WAVE出版) 鑑識係として勤務していた当時の村上氏