企業のITエンジニアに関する3つの問題として、「量」「質」「配置」の3つを提示するデジタル人材育成学会会長の角田仁氏。これらの問題を解決するために、日本企業はどのような手を打つべきなのでしょうか。デジタル人材の確保・育成に向けた「8つの改革」と「真のリスキリング」の実践法を、角田氏が伝えます(役職等を含め、内容は講演当時のものです)。
講師よりメッセージ
昨今、DX・デジタル化の遅延の原因は、デジタル人材育成の確保・育成に収斂してきた感があります。しかし、その難易度は高く、多くの日本企業は苦戦している状況です。本講演では、その対策として「8つの改革」と「真のリスキリング」をお勧めします。8つの改革とはスペシャリスト育成に向けた人事関連の施策であり、真のリスキリングとは職種変更を前提としたスキル改革です。それらの諸施策について、事例を含めて解説します。
【TOPICS】
- デジタル人材に関する「3つの問題」
- 「量」の問題:総数が不足している現状とデジタル人材を増やす方法
- 「質」の問題:スペシャリスト育成の重要性と求められるデジタル人材像
- デジタル人材育成の「8つの改革」
- デジタル人材のキャリアパス
- 研修のラインアップは充実したけれど・・・スキル獲得の阻害要因とは
- 内部労働市場の活性化と人的資本経営への貢献のために
- 事例紹介:大手企業2社における人材育成の取り組み
- 私のおススメ:まずは部内でやってみる
- 動き出した新しいデジタル教育の現状と課題