以下はサマリー動画です。本編動画(1時間19分39秒)はコチラから。

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丸井グループに学ぶ、事業ポートフォリオの変革と資本コストや株価を意識した経営の要諦

 今後10年間に起こるであろうパラダイムシフトを見据え、「小売」(百貨店)と「フィンテック」(クレジットカード)に、「未来投資」(新規事業投資&共創投資)を加えた三位一体の事業ポートフォリオで、新たな価値の創造と企業価値の向上に挑む丸井グループ。同社では、現状で1.7倍程度のPBR(株価純資産倍率)を将来的には5倍に高めるべく、人的資本を含む無形資産の活用に注力しています。その事業ポートフォリオの変革と企業価値向上に向けた取り組みをCFOとして推進するのが、取締役 常務執行役員の加藤浩嗣氏です。

 本番組では、元オムロンのCFOであり、ROIC経営の第一人者として知られる日戸興史氏をホストに、加藤氏との対談から、丸井グループの事例をひも解きつつ、事業ポートフォリオの変革と資本コストや株価を意識した経営の要諦について学びます。

 日戸氏はオムロンのCFO時代から、異業種ながらも丸井グループの経営をベンチマークしていたと言います。その理由が今、明らかになります。

<TOPICS>

  • 丸井グループが見据える3つのパラダイムシフトとは?
  • 三位一体のビジネスモデルと事業戦略~①小売、②フィンテック、③未来投資
  • 丸井グループの目指す姿とKPI(PBR、ROIC)~企業価値の視点から
  • 丸井グループの「無形資産」を活用したビジネス~他社を寄せ付けない強みをいかにして構築し、収益につなげているのか?
  • 人的資本投資を企業価値につなげるために、丸井グループはここまでやる!(人的資本投資の再定義、人的資本投資のリターン、人的資本投資の投資効率、人的資本投資の拡大)

※2024年11月に配信した内容の一部を再編集しています。

【ご視聴方法】
●ご視聴にはJapan Innovation Review / JBpressへが必要です。

番組概要

ビジネス動画番組「変革の論点」
【論点Ⅱ】丸井グループに学ぶ「事業ポートフォリオの変革と資本コストや株価を意識した経営の要諦とは?」
■サポーター:ウォルターズ・クルワー (Tagetik Japan)

出演者

HOST
日戸 興史

元オムロン 取締役執行役員専務 CFO兼グローバル戦略本部長(現 日本CFO協会理事/社外取締役3社[ワコールホールディングス/ジーエス・ユアサコーポレーション/T&Dホールディングス])

2023年3月まで、オムロンのCFO兼グローバル戦略本部長として、グループビジョン策定/中期経営戦略策定/ROIC経営を責任者として、オムロンの企業価値向上に貢献してきた。現在(オムロンは退任後)、これまで経験を活かして、要請があった企業の業績向上取り組みや、経営者/CFOへのアドバイス、コンサルタントを行い、日本企業の発展をサポートし、よりよい社会の実現に貢献していきたいと考え、活動をしている。

GUEST
加藤 浩嗣

丸井グループ
取締役 常務執行役員 CFO


1987年丸井(現丸井グループ)入社。丸井営業店での販売、クレジット契約業務、本社での経理財務部門、経営企画部門を経験後2013年経営企画部長に就任。2015年にIR部新設に伴いIR部長を兼務。また、2017年のESG推進部、2019年のサステナビリティ部新設時より担当役員。2015年から経営企画部長としてスタートアップ企業への投資に携わり、D2Cエコシステムを支援する新会社D2&CO.の社長も務めた。

司会
田中 泉

IZMiN 代表取締役
キャスター / ジャーナリスト
コミュニケーション・プロデューサー

イギリス生まれ、中学生時代をNYで過ごす。2010年慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後NHKにアナウンサーとして入局。「ニュースウオッチ9」リポーター、「クローズアップ現代+」キャスターなどを務め報道番組を中心に国内外様々な場所・人を取材。2019年に退局し現在は政治・経済・社会・国際・教育・文化を含む様々な領域でキャスター・インタビュアー・MC・モデレーターなどを務める。2023年政策研究大学院大学にて英語の公共政策修士コース、Young Leaders Programを修了。コミュニケーションを通して人がより自分らしく生き生きと活動できる社会に貢献したいという思いから2024年11月にIZMiNを設立。

<サポータープレゼン>
ROICマネジメントの定着に苦労している企業は必見!
経営と現場が一体となって取り組むための仕組みのつくり方

昨今、ROIC(投下資本利益率)マネジメントを導入しているものの、経営への活用に難航し、課題に直面している企業も少なくありません。経営に直結させ最大限に生かすためには、経営と現場が一体となって資本収益性改善に取り組むための仕組みと基盤整備が重要です。この講演では、ROICの推移や事例を実機デモを交えながら、未来の事業ポートフォリオを明確化するためのシステム基盤の在り方を考察します。

SUPPORTER
永島 亜美

ウォルターズ・クルワー (Tagetik Japan) コンサルタント






【ご視聴方法】
●ご視聴にはJapan Innovation Review / JBpressへのが必要です。