* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第4回 サイバーセキュリティフォーラム
特別講演3「みずほフィナンシャルグループにおけるサイバーセキュリティの取組み」

開催日:2023年7月5日(水)

主催:JBpress/Japan Innovation Review

「不正送金」「フィッシング詐欺」「ランサムウエア」・・・顧客の預金を取り扱う金融機関は、サイバー攻撃者からも格好の標的とされやすい業種です。

「金融機関がワンタイムパスワードを導入すれば、攻撃者はそれをかいくぐる手口を発明する。攻撃者がフィッシングへの誘導を行えば、顧客への啓蒙・啓発活動で防ぐ。このようないたちごっこを続けています」そう語るのは、みずほフィナンシャルグループ執行理事で、CISOの阿部展久氏です。

 国の重要インフラでもある金融にとって、サイバー攻撃は経営上トップリスクのひとつ。しかし攻撃者の手口も高度化・巧妙化の一途をたどり、金融機関は常に激しい攻防にさらされています。終わりなき戦いに粘り強く対峙(たいじ)していくためのポイントとは。阿部氏が具体例とともに語ります。

【TOPICS】

  • 金融機関はサイバー攻撃者の格好の標的
  • サイバー攻撃は提携先など「弱点」が狙われる
  • インターネットバンキングをめぐる終わりなき攻防戦
  • 「閉域網神話」を信じるな
  • DX推進とサイバーセキュリティは一体である
  • みずほグループにおける9つの対策ポイント