※本動画コンテンツは、2022年9月20日(火)に開催されたJBpress/JDIR主催「第6回 マーケティング&セールスイノベーションフォーラム」の特別講演2「<BtoB、BtoC 不問!>音部大輔のマーケティング総論~これからの時代に求められるマーケティングの考え方、組織の在り方、他部門の力の引き出し方~」のアーカイブ配信です。

 商品がどのようなターゲットの消費者にどんなイメージを与え、価値を提供するのか? こうしたブランドのマーケティング戦略は重要ですが、多くのブランドを持っている企業ほど、各ブランドが独立して展開され、個々のブランドでの経験値が共有されていません。

 こうした学びを全社で蓄積し、ブランドや部門を超えて横展開することで、成功パターンの再現性を高めるブランドマネジメントは、多くの企業が取り組むべき課題です。

 成功の再現性を高めるには、過去のプロジェクトの振り返りを通じて、学ぶべき要素をまとめ、後々見直せるように社内での共有会などを開く。また、より汎用的な知見やノウハウとして誰でも活用できるように標準化する取り組みが必須です。この正否こそが、組織の全体的な能力やマーケティング力に大きな差を生むのです。

 加えて、インターネットやSNSなど、従来のテレビ以外にも多くのタッチポイントが存在する現在では、消費者起点でのマーケティング活動全体を俯瞰的に捉えられる「全体設計図=パーセプションフロー・モデル」をつくることが重要です。これをベースに社内外の共通認識を構築し、関係者全員に向かうべき方向性を明確に示していくのです。

 本動画では、クー・マーケティング・カンパニー代表取締役の音部大輔氏が、複数のブランドを展開する企業に必要なブランドマネジメントのポイントや成功の再現性を高めるための仕組み、そしてマーケティングの全体設計のつくり方などを語ります。