効果やメリットが体感しやすいため、総務部門のベネフィットも大きい
当社はIndoor Air Quality(室内空気質)の観点からこのWell-Beingの実現に貢献したいと考えています。課題を幅広くカバーし、改善できるのが、クリーンルームの空調機の技術を活用して開発した業務用加湿空気清浄機「ピュアウォッシャー」です。
ピュアウォッシャーには、除菌、消臭、加湿、空気清浄の機能があり、その他、微酸性電解水の取り出し機能も付いています。家庭用で優れた商品は多数あると思いますが、ピュアウォッシャーは、業務用で多機能・高機能ということになります。
特長を3つに分けると、1つには、最大適用面積200㎡と大空間に対応していることが挙げられます。実際に、社員食堂や大会議室、コールセンター、スポーツジムなどで導入されています。
空気清浄機というと、時節柄、ウイルス対策にフォーカスしがちですが、除菌効果は目に見えるものではありません。ピュアウォッシャーの場合、大空間であってもにおいや花粉などの除去能力が高く、効果が体感しやすいという強みがあります。
2つ目の特長は、ピュアウォッシャーの筐体から微酸性電解水を取り出して使えることです。1Lにつき2.2円と低コストで0.5L~20Lを自由に取り出すことができ、タクシー会社や学生寮の食堂設備、幼稚園の遊具等の清掃・除菌に活用されています。微酸性電解水は、次亜塩素酸水を含み食品添加物に相当する安全な除菌水です。
従業員の方が取り出して持ち帰り、家具など身の回りの除菌に使うといった利用法もあります。職場だけでなく家庭でもメリットが体感できるということになります。
3つ目の特長は、タンクへの給水、フィルター交換、電源のオン・オフの手間がないことです。施設の共用スペースやレストランのホールなどで、タンク給水やフィルター交換などの当番がうまく回らないという課題を抱えていた企業での導入も複数あります。
ピュアウォッシャーは設置に水道の給排水工事が必要ですが、これにより人手によるタンクへの給水とフィルター交換が不要となっています。電源のオン・オフについては、曜日ごとに開始/停止時刻の設定が可能です。さまざまな効果が体感いただける一方で、従業員の手間を増やすことがありません。
こうした特長が評価され、ピュアウォッシャーは2020年12月時点で約1200台を販売しており、全国各地で稼働しています。