ミツバチよりもはるかに優秀?見過ごされてきた意外な訪花昆虫・スズメガが担うニガウリの受粉
アザミの蜜を吸うホシホウジャク(2020年9月、小石川植物園にて著者撮影)
(画像1/6)
ニガウリの雄花(いずれも)。雌花もよく似ているが花粉も蜜も出さない(2022年8月つくば市、著者撮影)
(画像2/6)
ホシホウジャクの幼虫はヘクソカズラを食べる。都内でも普通に見られる(2022年6月、上野にて著者撮影)
(画像3/6)
カラスウリの雄花(2022年、上野にて著者撮影)
(画像4/6)
ニガウリの雌花を1回訪れた時に雌しべに付着した花粉数。ミツバチやマルハナバチは1回訪花してもそれほど多くの花粉が付かないが、スズメガは1回訪花するだけでかなりの数の花粉が付く。(Kishi et al. 2025の図を改変)
(画像5/6)
ニガウリの雄花への好み。ミツバチやマルハナバチは8割近い確率で雄花を選ぶが、スズメガは雄花と雌花を偏りなく選ぶ。(Kishi et al. 2025の図を改変)
(画像6/6)
ミツバチよりもはるかに優秀?見過ごされてきた意外な訪花昆虫・スズメガが担うニガウリの受粉
この写真の記事を読む

連載の次の記事

なぜ都市部でアブラゼミが減りクマゼミが増えているのか、素数が導くセミの進化とは……美しい淘汰の形と進化の論理

昆虫ハカセのムシ眼鏡
1〜 3 4 5 最新
関連記事
フンコロガシの糞玉が示す“教育投資”の最適解、無限ではない親の資源をどう配る? 今年もカメムシの大発生は起きるのか?農作物と都市の生活に迫る「静かな侵入者」の秘密 なぜヒキガエルは昆虫のオスばかりを食べるのか?カエルの胃袋が語る、オスの犠牲が集団を救う逆説的な自然の算段 26兆円超の経済価値を支える“花と昆虫”、ミツバチだけにとどまらない意外な主役たち クワガタムシの大顎は、なぜアゴなのに大きくてカッコいいのか?クワガタムシ研究の最前線
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。