山城と平城、どっちが有利?占地による長所と短所
小高い丘に築かれた丸岡城(福井県)。(撮影/西股 総生、以下同)
(画像1/10)
写真1:犬山城は木曽川に面した丘に占地している。川に面した方は崖になっていて、こちらから攻めるのは難しそうだ。
(画像2/10)
写真2:平地に築かれた駿府城。後ろに見える山の上には、戦国時代に今川氏が築いた賤機山(しずはたやま)城という山城がある。
(画像3/10)
写真3:備中松山城は、その名の通り山城だ。それにしても高いよね。今は中腹までバスで上がるけど、そこから先は山道を登ることになる。
(画像4/10)
写真4:苦労してたどり着いた備中松山城の本丸。山城の曲輪は、いかにも手狭だ。
(画像5/10)
写真5:こちらは平城の松本城。三ノ丸に立つ市役所の展望室から撮った写真だが、本丸・二ノ丸・三ノ丸と高低差のないことがわかる。
(画像6/10)
写真6:浜松城は平山城。手前の広場は三ノ丸跡で、丘の上の本丸から雛壇状に曲輪が並んでいるのがわかる。
(画像7/10)
写真7:丸岡城天守から東を眺める。平野では、ちょっとした丘の上でも眺望がきく。街道を敵が進んできても、いち早くキャッチできそうだ。
(画像8/10)
(画像9/10)
おまけ:平城・平山城・山城の区別は、実際に歩いてみるとよくわかる。城に入ってから本丸に着くまで、坂道を登らなかったら平城。どこかで坂を登ったら平山城。坂道をたくさん登って息が切れたら山城。写真は平城の大分府内城(上)と、山城の安土城(下)。歩いている人の様子が全然違うよね
(画像10/10)
山城と平城、どっちが有利?占地による長所と短所
この写真の記事を読む
次の記事へ
すべてオーダーメイド、城の設計図「縄張り」
関連記事
すべてオーダーメイド、城の設計図「縄張り」 城を守るための区画、曲輪の意外な楽しみ方 天守以上に面白い!?おすすめ櫓コレクション 基本は天守と同じ!実は奥が深い櫓の世界 現存は12のみ、見せるためではなく戦闘用だった天守 最大にして最強!天守でわかる戦国武将の心意気

本日の新着

一覧
赤門、安田講堂、イチ公、上野英三郎博士と「ハチ」……異色の東京大学ガチャはなぜ生まれたのか?
安田講堂の建物の傷まで再現、原型師が見せた驚きのこだわりと東京大学が示した知と遊びのハイブリッド
尾松 洋明
【Podcast】日本株はどこまで上がる?高市政権で現実味増す長期強気シナリオを徹底検証、企業改革は第2フェーズへ
耳で聴くJBpress《ちょっとクセになるニュース》
JBpress
【高齢者連れ去り・江東区①】97歳女性を自治体が誘拐?警察が令状なしでカギを壊し…娘も連絡取れず行方不明
フロントラインプレス | 西岡 千史
【書評】『後継者不足時代の事業承継』〜事業承継と女性のキャリア形成、「当事者」による葛藤についての論考〜
評者:安川 新一郎(東京大学客員研究員 グレートジャーニー合同会社代表)
安川 新一郎<Hon Zuki !>
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。