早く激しく変化する世の中を、多くのスタートアップが牽引している。COVID-19用のワクチンの世界市場で見れば、ファイザーとともに開発したバイオンテックは、2008年にドイツで創業しているスタートアップだ。モデルナも2010年にアメリカの東海岸でmRNAの医薬品への応用のために創業されたスタートアップである。AI分野に目を向けると2022年にリリースされた生成AIの代表格「ChatGPT」は、2015年にアメリカの西海岸で誕生した組織のプロダクトだ。GAFAだけでなく、それらに追いつき追い越そうとしているユニコーン企業が、今、世界中にひしめいている。

 世界のスタートアップの新技術・イノベーションが起点となり、世界のビジネス変化のスピードを加速させている。一方で、日本に目を向けてみると、日本発のユニコーン企業の数は10社程度と極めて少ない。GDPを基準に日米を比較すると138社あっていいはずなのだが、その10分の1以下なのが実態だ。こうした現状を受けて日本では、生産性が高く世界で戦えるユニコーンの誕生が期待されており、東京大学が100%出資する東京大学協創プラットフォーム開発株式会社とレノボ・ジャパンは、2023年8月に提携し、スタートアップの立ち上げと拡大の支援を始めた。

 本資料では、日本のスタートアップ市場の現状と課題について解説している。さらに日本のスタートアップ支援に注力する東京大学と、レノボ・ジャパンが行う支援内容についても紹介し、日本のスタートアップの課題解決のヒントを情報を発信している。さらにスタートアップのみならず、中小企業規模の企業が抱える課題解決を支援するサービス「Lenovo Pro」についても紹介している。スタートアップや、中小企業の経営者、経営幹部にはおすすめの資料となっている。この機会に一読することをお薦めする。

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<資料>「世界と比べてユニコーン企業が少ない日本、
東大が牽引する日本のスタートアップ市場」