* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第5回 ファイナンス・イノベーション
基調講演1 「旭化成の変化の時代を支える経理部門の役割と今後のビジョン」
開催日: 2023年2月21日(火)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
経理業務を取り巻く環境はかつてと比べて大きく変わっており、それに対応した業務の見直しや法改正への対応、そして人材の育成への対応も迫られています。そんな状況下で、化学事業会社の中で唯一「DX銘柄2021」に選定された旭化成の会計領域へのDXの取り組みとはどのようなものでしょうか。
旭化成の経理部門の三嶌晴志氏は「制度会計業務はどの企業であっても共通する部分が多い」と語ります。同社は会計システムを2023年4月に移行する計画を進めている最中です。
これまで担当者の知識経験などに頼る部分が多かった経理業務の工数を減らしながら、どのようにプロセスを整備していくのか。会計領域のDXについて、具体的な取り組み状況とともに、経理部門の在り方や今後のビジョンについて、三嶌氏が語ります。
【目次】
- 国内関連会社約60社で進める経理部門の取り組み
- 経理業務を取り巻く環境変化に伴う対策
- 旭化成の経理部門の強みと弱み
- 制度会計業務改革の検討内容とは
- 旭化成の経理オペレーション改革の推移
- プロジェクトを進める際に重要な「現状把握」「ビジョン」「アジャイル」
- ITの進化とともに加速する自動化
- これからの時代に必要なマインドセットと経理人材