©Tottori Pref.

 近年、多様な働き方が増えるなかで注目を集めているのが、「ワーケーション」。ワーケーションとは、仕事(Work)と休暇(Vacation)を組み合わせた造語で、この2つを掛け合わせることで、「旅行を楽しみながら働く」という選択ができるようになりました。

 また、ワーケーションを希望する方に向けた環境整備を積極的に進めている自治体も増えています。そこで今回は、特に力を入れている自治体のひとつである鳥取県鳥取市をご紹介。鳥取市は、多様な働き方ができる自治体に関する調査(※1)にて2位に選ばれ、地方都市ならではのワーケーションが体験できる街としてのPR活動や補助制度を強化しています。

 働き方の多様化が急速に進んでいる今、仕事と余暇どちらもコンパクトに楽しめる鳥取市で、ワーケーションをしてみませんか。

※1 2021年7月21日付日本経済新聞より。日本経済新聞社・東京大学による調査「多様な働き方できる自治体」にて掲載。

 

そもそも、ワーケーションの魅力って?

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 ワーケーションをする1番の醍醐味と言えるのが、仕事と余暇どちらも一度に楽しめること。一般的な日本人の旅行では、ゴールデンウィークや年末年始などの決まった時期に行く人が多いため、旅先での混雑や渋滞に巻き込まれるなどといった経験をされた方もいるかもしれません。

 ですが、ワーケーションの場合だとオフシーズンや平日に観光地へ行くことが可能。週末には人でごった返している場所が空いていたり、ホテルや旅館などの宿泊費も抑えたりすることができます。家族と一緒に親子でワーケーションを行った場合であれば、仕事以外の時間に、家族とのコミュニケーションを取ることができます。

 ほかにも、働く場所や時間、行動を自分で調整することで、自分にとって理想の環境で仕事ができるのも、ワーケーションをする大きな魅力のひとつ。自然に囲まれた落ち着いた環境で仕事をすることで、モチベーションや集中力が高まり、良いアウトプットが期待できます。その土地に根づく歴史や文化に触れ、地元の人との交流を通じて、新たなアイデアや視点をもたらしてくれるかもしれません。