消えゆく危機に瀕するローカル線・地方バス、復活のカギは?「縦割り」を打破したオーストリア式制度が使えるワケ ウィーン郊外を走る路線バス。車体がまとうのはバス会社のカラーではなく運輸連合が統一する緑色を基調とするカラーリングである(筆者撮影、以下同) (画像1/4) オーストリア中部のオーバーエスターライヒ州のとある駅。鉄道の支線の終点の駅は、向かい側でそのままバスに乗り換えられるようになっている。運賃が統合されて1枚の通しの切符で乗れる (画像2/4) 財源統合の横ぐしとしての運輸連合の機能。行政の各レベルからの様々な名目の財源を統合する(筆者作成) (画像3/4) オーストリア最西端、フォアアールベルク州のとある駅前。事業者に関係なく、市内バスは赤、近隣市町村や地方部まで向かうバスは黄色で統一されているが、運輸連合によるデザイン統一の結果である (画像4/4) 消えゆく危機に瀕するローカル線・地方バス、復活のカギは?「縦割り」を打破したオーストリア式制度が使えるワケ この写真の記事を読む