阪神・淡路大震災から30年…その記憶と今後30年以内に70%の確率で起こる「首都直下地震」への備え 【阪神・淡路大震災で横倒しになった阪神高速道路】震度7の激烈な揺れで、横倒しになった阪神高速道路。その他市内の至る所でビルや家屋の倒壊、道路の陥没、電車の脱線などが起こった 写真/ロイター/アフロ (画像1/5) 【野島断層】兵庫県南部地震の震源となった野島断層は北東から南西方向、淡路島北部の旧北淡町から旧一宮町にかけて伸びている。全長は約9km (画像2/5) 【1949年以降の最大震度7を記録した活断層地震】2024年に起こった能登半島地震は、2025年1月現在、活断層地震と確定されたわけではないが、多数の専門家から活断層が地震に関連した可能性が高いと指摘されているため、ここでは活断層地震に分類した (画像3/5) 【首都直下地震の震源】 1 地表近くの活断層地震 2 フィリピン海プレート上面のプレート境界型地震 3 フィリピン海プレート内地震 4 太平洋プレート上面のプレート境界型地震 5 太平洋プレート内地震 相模トラフは北米プレートとフィリピン海プレートの境界に位置する。1923年の関東大震災を引き起こした大正関東地震はこの相模トラフ沿いで発生し、マグニチュードは7.9を記録した。相模トラフではこのような巨大地震が過去に繰り返し起こっている (画像4/5) 【首都直下地震・南海トラフ地震の被害想定と関東大震災の比較】首都直下地震を阪神淡路大震災と同じM7.3と想定しながらも、人的被害は3.6倍、建物被害は5.5倍、経済被害は9.9倍に及ぶ (画像5/5) 阪神・淡路大震災から30年…その記憶と今後30年以内に70%の確率で起こる「首都直下地震」への備え この写真の記事を見る