ゲノム編集が大きく前進するかもしれない(写真:Natali _ Mis/
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ゲノム編集技術「CRISPR-Cas9(クリスパー・キャス9)」で2020年のノーベル化学賞を受賞した、微生物学者のエマニュエル・シャルパンティエ教授(左)と生化学者のジェニファー・ダウドナ教授(右)(写真:Agencia EFE/アフロ)
川又 理樹(かわまた・まさき) 九州大学生体防御医学研究所助教
1979年、栃木県真岡市生まれ。2007年、東北大学農学研究科博士課程修了、博士(農学)。2007年より国立がん研究センターリサーチレジデント、2013年よりハーバード大学Fernando Camargo博士のラボに所属し、ボストン小児病院、ハーバード幹細胞研究所にてResearch Fellow。2016年より現職。2023年2月25日に、九州大学から出願した新規CRISPR-Cas9ゲノム編集法に関する特許をもとに、アメリカでOne Genomics, Inc.を起業。
早野 元詞(はやの・もとし) 慶應義塾大学医学部特任講師
熊本県生まれ。2005年熊本大学理学部卒業、2011年に東京大学大学院新領域創成科学研究科にて博士号(生命科学)を取得。2010年より東京都医学総合研究所所員、日本学術振興会海外特別研究員、Human Frontier Science Program (HFSP) Long-term Fellow、ハーバード大学医学部客員研究員などを経て、2017年から現職。(株)坪田ラボでChief Science Officerを務める。2023年より(株)Flox Bio共同創業者、One Genomics.Inc co-founder。一般社団法人ASG-Keio代表理事、特定非営利活動法人ケイロン・イニシアチブ理事、一般社団法人海外日本人研究者ネットワーク理事、UJA.Inc(NPO in USA)board memberを務め、若手研究者の支援にも力を入れている。
早野研究室HP:
https://www.hayano-aging-lab.com/
X(旧Twitter):
@HayanoMotoshi
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栾奕(Diana Luan、ダイアナ・ラン) One Genomics, Inc CEO
中国瀋陽市生まれ。東北育才学校(中・高校)を卒業後に来日、京都大学工学部卒業、東京大学工学部研究科にて修士を取得、米MITでMBAを取得。グリー株式会社海外戦略、米Amazonでシニアプロダクトマネージャー、Jibo社(AI・ロボット)で事業推進ディレクター、 Meta(元Facebook)でAI事業推進マネージャーを経て、2023年にOne Genomics, Inc. を米国にて立ち上げ、CEOを務める。 LinkedIn profile:
https://www.linkedin.com/in/dianaluan/
ゲノム編集が「若返り」に道を拓くかもしれない(写真:Irina Bg/
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