名古屋城天守がバリアフリー非対応で木造再建された場合の、最も危惧する問題

名古屋城の木造天守再建問題で本当に心配なこと(後編) 
2023.7.31(月) 西股 総生 follow フォロー help フォロー中
生活・趣味歴史
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名古屋城 撮影/西股総生(以下同)
広島城天守。原爆によって倒壊消失し戦後に外観復元された。鉄筋コンクリートによる復元には、二度と焼失しないようにとの願いも込められている
掛川城天守。1994年に木造で「復元」されたが、江戸時代の絵図に描かれたものとは似ても似つかない姿をしている。設計者の妄想の産物というほかない
伊賀上野城天守。戦前に木造で建てられた珍しい例だが史実には則っていない。五重天守の建っていた天守台に三重天守を建てているため、天守台が大きく余っている
小倉城天守。高度経済成長期に「復興」されたコンクリ天守の一つ。本物の天守は破風のない形だったが、破風を多用した姿に「復元」されてしまった。建物が耐用年限に達した場合の対応を問われる「どうする天守」の代表例
小田原城天守。高度経済成長期に「復興」されたコンクリ天守の一つで、近年耐震補強に伴うリニューアルが施されバリアフリー対応になっている。資料から判明する形とはかなり違っているため、地元には木造で正確に復元したいとの声もある
名古屋城の清洲櫓。名古屋城内に現存する櫓のうちの1基で、全国でも屈指の規模と美しさを備えた堂々たる櫓。名古屋城の魅力は天守だけではないのだが…
逆光の名古屋城天守。天下の名城は、この先どこへ行くのか…

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