名古屋城だけじゃない、老朽化した「コンクリ天守」の再建問題と解決策

名古屋城の木造天守再建問題で本当に心配なこと(前編) 
2023.7.28(金) 西股 総生 follow フォロー help フォロー中
生活・趣味歴史
シェア23
このエントリーをはてなブックマークに追加
この写真の記事へ戻る
名古屋城 撮影/西股総生(以下同)
松本城天守。貴重な現存12天守のうちの一つ。数百年の歳月を耐えた本物には気高さゆえの美しさと迫力が宿る
岡山城天守。戦災で焼失し戦後に鉄筋コンクリートで外観復元されたが、細部には違いも目立ち、残念ながら本物の美しさには及ばない
伏見城の城外に遊園地として建設された「伏見城天守閣」。老朽化のため現在は閉鎖されている(手前に黄色いテープが見える)。デザインセンスは悪くないのだが…
静岡県の遠江小山城。戦国時代の武田氏の城跡に建てられた天守型の展望台だが、老朽化が進みつつあるようだ。この城にはすばらしい空堀と土塁が残っているのだが…
大垣城天守。戦災で焼失し戦後にコンクリートで外観復元された。近年、耐震補強に伴うリニューアルが行われ、外観が修正されている
福岡城天守台の石垣。江戸時代初期には豪壮な天守が建っていたが、外観は不明。地元には天守復元を望む声もあるが、史実に基づかない天守は歴史の捏造でしかない
ライトアップされた大野城天守(福井県)。史実を無視した姿のコンクリ天守だが、遠目にはなかなか格好がよい。建物は老朽化が進んでいるが、この天守が無くなったら無くなったで寂しいかもしれない

ライフ・教養の写真

「浅田真央さんのトリプルアクセルから始まった」中継担当者が語る、勝ち負けだけではないフィギュアスケートの魅力
住宅ローンは最長35年ではなく「50年超」の時代、バブル崩壊時の悪夢“100年ローン破綻”の再来はないのか
「八村発言」が日本バスケ界に激震を呼んだ理由、絶好調Bリーグだが「カネ儲けと選手強化」にジレンマ
今年のナイキ「EKIDEN PACK」はどう進化した?選手たちが語るコレクションの魅力と箱根駅伝への思い
「納得がいかない」「誤審ではないか」紛糾する事態は数知れず…なぜサッカーのVARだけが問題となるのか?
『源氏物語』だけじゃない、時代を超えて愛される「平安文学」の魅力と影響、当時の批評から国宝の屏風、現代作品も
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。