山城と平城、どっちが有利?占地による長所と短所

教養として役立つ「日本の城」(14)
2020.4.21(火) 西股 総生 follow フォロー help フォロー中
生活・趣味歴史
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小高い丘に築かれた丸岡城(福井県)。(撮影/西股 総生、以下同)
写真1:犬山城は木曽川に面した丘に占地している。川に面した方は崖になっていて、こちらから攻めるのは難しそうだ。
写真2:平地に築かれた駿府城。後ろに見える山の上には、戦国時代に今川氏が築いた賤機山(しずはたやま)城という山城がある。
写真3:備中松山城は、その名の通り山城だ。それにしても高いよね。今は中腹までバスで上がるけど、そこから先は山道を登ることになる。
写真4:苦労してたどり着いた備中松山城の本丸。山城の曲輪は、いかにも手狭だ。
写真5:こちらは平城の松本城。三ノ丸に立つ市役所の展望室から撮った写真だが、本丸・二ノ丸・三ノ丸と高低差のないことがわかる。
写真6:浜松城は平山城。手前の広場は三ノ丸跡で、丘の上の本丸から雛壇状に曲輪が並んでいるのがわかる。
写真7:丸岡城天守から東を眺める。平野では、ちょっとした丘の上でも眺望がきく。街道を敵が進んできても、いち早くキャッチできそうだ。
おまけ:平城・平山城・山城の区別は、実際に歩いてみるとよくわかる。城に入ってから本丸に着くまで、坂道を登らなかったら平城。どこかで坂を登ったら平山城。坂道をたくさん登って息が切れたら山城。写真は平城の大分府内城(上)と、山城の安土城(下)。歩いている人の様子が全然違うよね

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