日立製作所 取締役・元オムロンCFOが語る事業ポートフォリオ戦略
【2025年10月29日(水) 12:00~13:00オンライン開催】

このような方におすすめ
・事業ポートフォリオの見直しをミッションとしている経営企画・財務部門の方
・全社の「ありたい姿」と各事業の戦略の紐付けに課題を感じている方
・ROICやPBRなど資本市場を意識した経営の実現方法を模索されている方

 昨今、PBR1倍割れ問題への対応や海外投資家からの要請など、日本企業は資本効率を意識した経営への変革を強く迫られています。その核心的な一手となるのが「事業ポートフォリオ変革」です。

 しかし、「事業のモヤモヤ」や「将来不安」を抱えつつも、既存事業のしがらみや組織の慣性に阻まれ、変革に踏み出せない企業が多いのも実情です。「できればやりたくない」という本音の中で、いかにして変革を成し遂げるのか。

 国内製造業で過去最大級の赤字からV字回復を遂げるために大胆な改革を実行した日立製作所。その変革期にCFOを務められた西山 光明氏。

 そして、ROIC経営をいち早く導入し、儲かっている事業でさえも将来を見据えて売却を決断するなど、ポートフォリオ変革を主導したオムロン 元CFOの日戸 興史氏。

 モデレーターに早稲田大学大学院の佐藤 克博教授を迎え、両氏が「当事者」として直面したリアルな葛藤や、経営会議での議論、そして変革を「継続」させるための「情熱」の源泉に迫ります。

 経営企画・財務部門が危機感を共有し、ファクトとデータで経営陣を動かすために何をすべきか。企業価値向上を目指すすべての方必見のセッションです。

<登壇者>


元オムロン
取締役執行役員専務 CFO 兼 グローバル戦略本部長
日戸 興史 氏


2023年3月まで、オムロン(株)のCFO兼グローバル戦略本部長として、グループビジョン策定/中期経営戦略策定/ROIC経営を責任者として、オムロンの企業価値向上に貢献してきた。現在(オムロンは退任後)、これまで経験を活かして、要請があった企業の業績向上取り組みや、経営者/CFOへのアドバイス、コンサルタントを行い、日本企業の発展をサポートし、よりよい社会の実現に貢献していきたいと考え、活動をしている。

日立製作所
取締役 西山 光秋 氏


1979年東北大学経済学部卒業。1990年ジョージア州立大学MBA。1979年株式会社日立製作所入社。日立製作所だけでなく、日立電線、日立金属、日立アメリカ(サンフランシスコ)、日立PC Corporation(サンノゼ)、日立GST(サンノゼ)など日立グループ会社にて経理、財務、M&A、経営を担当。日立金属 執行役会長兼社長兼CEO(2020~2022)やプロテリアル 会長執行役員(2023年)等歴任後、2023年6月から現職。2017年度、2019年度"Institutional Investor"のBest CFOs第1位。

早稲田大学大学院 経営管理研究科
教授 佐藤 克宏 氏


慶応義塾大学法学部法律学科卒業。スタンフォード大学大学院修士課程修了。京都大学経営管理大学院博士後期課程修了(博士、経営科学)。日本開発銀行(現 日本政策投資銀行)、マッキンゼー・アンド・カンパニーのパートナー等を歴任。『実践 戦略としての企業価値』(ダイヤモンド社、2023年6月刊行)など著作多数。

<開催概要>
開催日:2025年10月29日(水)12:00-13:00/開場11:55
参加費:無料
会場:オンライン
定員:500名
主催:ログラス
お申込み締切:10月26日(日)23:59

<ご注意事項>
※本セミナーは2025年7月に開催された、「Loglass経営企画サミット2025」内のセッションの録画再配信となります。
※セミナー内で触れられている登壇者の肩書きは実施当時のものです。
※一部映像や音声が聞き取りづらい場合がございます。
※法人様対象のセミナーのため、個人でのお申し込みは受け付けておりません。
※主催企業と事業が競合する企業からのお申し込みは、お断りする場合があります。

<本セミナーに関するお問合せ先>
ad-ask@jbpress.co.jp