● 番組概要
━━【INNOCHAN(イノチャン)新番組】━━
中見真也の流通「仕組み」の授業 第2回「PB(プライベートブランド)」
スーパー、ドラッグストア、コンビニ、ドラッグストア、100均…業態横断で徹底検証!未来の「PB」の姿とは?

いまやスーパーマーケットのPB では8割強、コンビニエンスストアやドラッグストアでも7割近くの消費者が購入している※というPB(プライベートブランド)。
小売り各社にとっても利益率や自店への来店動機を高めるなど様々な点で事業とマーケティング戦略の重要な要素となっています。
※『2025年版スーパーマーケット白書』全国スーパーマーケット協会
そこで、今回は、スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニ、ドラッグストア、100円ショップなど、様々な業態のPBを実際に購入。
それらを実際に見ながら、小売業界の取材歴が20年を超えるライター・編集者の鹿野恵子氏を聞き手に、マーケティング戦略や流通システム論を専門とし、神奈川大学で教鞭を執る中見真也氏が、各社のPB戦略と未来について解説します。
TOPICS
■前半:PBの基礎と業態別事例
└ PBとはそもそも何か? NBの違いと安さのカラクリ
└ イオン「トップバリュ」に見るPBの基本戦略
└ 西友「みなさまのお墨付き」に見るユーザーイノベーション
└ ベルクの「ベルチキの素」に見る食品スーパーの取り組み
└ ドン・キホーテ、オーケーに見るディスカウントストアのPB開発
└ セブン、ローソン、ファミマに見るコンビニのPB戦略
└ マツキヨ、トモズに見るドラッグストアの食品・日用品PBの取り組み
■後半:「進化系」からPBの未来と可能性を探る
└ 西友PBがルーツの「無印良品」に見るPBのポテンシャル
└ ダイソー、セリアに見る100円ショップのPB
└ 3COINS、Standardpuroductsに見る100円より上の均一価格業態のPB
└ 「プチブロック」に見るファンコミュニティ―とPB
└ カルディ、「パトロール消費」から考えるPBの未来
出演者

中見 真也 氏
神奈川大学
経営学部 准教授
神奈川大学 経営学部国際経営学科 准教授。専門はマーケティング戦略論、流通システム論。編著に『オムニチャネルと顧客戦略の現在』(千倉書房)、『小売DX大全』(日経BP)、『ケースブック オムニチャネルと顧客戦略の現在』(千倉書房)がある。日本マーケティング学会理事、社会的健康戦略研究所理事、オムニチャネル協会学術フェロー、ネクストリテールラボ常務理事等を務める。

鹿野 恵子 氏
小売・ITライター
編集者
1978年、宮城県仙台市出身。2001年、早稲田大学法学部卒業後、アスキー、商業界(月刊食品商業、月刊商業界)、ITベンチャーを経て2015年に制作会社のプレーンテキスト(http://plain-text.jp)を設立。流通小売業とテクノロジー、スタートアップについての取材・執筆を続ける。現在、ウェブメディアMD NEXT(https://md-next.jp)編集長(運営:株式会社ニュー・フォーマット研究所)。編著書に「リアル店舗は消えるのか?」(発行:日経BP)がある。

