グローバル企業のDXにおいて難所となるのが、世界各地の拠点が保有するデータをいかに統合するかという点だ。海外の各拠点が持つさまざまなデータを一元化し、ヘッドクオーターである日本本社から可視化できる状況にすれば、それに基づく高度な経営判断を迅速に行えるようになる。
しかし、多くの日本企業がこれまでに構築してきたシステムや業務プロセスには、国や地域ごとにばらつきがあり、データ連携は容易ではない。国・地域の“分断”をどう解消するかは喫緊の課題となっている。
このような状況下で、グローバル拠点間でのシステムや業務データのばらつきを解消し、統一されたデータ基盤の構築を支援する「グローバルDXサービス」が注目されている。同サービスはMicrosoftの多様な技術を活用し、経営資源を可視化するERPや顧客との関係性を強化するCRM、センサーを活用した工場向けIoT基盤構築などを可能にする。本資料では、こうしたアプローチについて具体的に詳述している。
一例として紹介されているのが、「グローバルDXプラットフォーム構想」だ。世界中の業務データ・注文データ・発注データを1箇所に集約し、日本本社からモニタリングできる体制を目指す。すべての情報を一律に統合するのではなく、拠点ごとにとどめるべき情報を柔軟に選別できるのも特徴だ。
従来、グローバル共通のシステム導入は多額のコストを伴い、各国で一斉に展開するのが一般的だった。しかし本サービスでは、「小さく始めて大きく育てる」段階的な戦略を採用しており、必要最低限の投資で現実的かつスピーディーに進められる点が支持されている。
グローバルに展開する企業にとって、全体を見渡せるデータ活用基盤の整備は今後の成長に欠かせない。本資料を通じて、自社の課題解決につながるヒントをぜひ見つけてほしい。
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全拠点を「見える化」せよ──
グローバル製造業に迫られる、分断なきデータ基盤構築
-“小さく始めて大きく育てる” 最小投資で世界を統合する実践的アプローチとは-