製造業でDXが進む昨今、企業の中にはDXが途中で頓挫する、あるいは当初描いていた理想像からスケールダウンしたシステムの導入にとどまってしまうケースも少なくない。

 大企業のIT導入を支援するROIT 代表取締役の柿崎直紀氏は、こうした状況が生まれる要因として「製造業DXにおける2つの課題」を挙げている。

 1つ目は、ERPをはじめとした既存システムの運用コストが重く、IT投資に対する企業の余力が限られていること。2つ目は、技術進歩の早い現代において、ウォーターフォールという旧来的な開発手法がもはや適していないことである。

 ROITではこの2つの課題を克服するためのDX支援を行っており、本資料では、同社がどのような手法でそれらを進めているのかを詳述している。

 その一部をここで紹介する。ROITでは独自のシステム開発プロセスを追求してきた。具体的には、システムのプロトタイプを3営業日程度で構築し、その動きを検証しながら顧客とともに要件定義を詰めていく方式を採用している。

 これにより、小さく試しながら開発するアプローチが可能となり、コストを圧縮しつつ、ウォーターフォールにはないアジャイルなシステム構築を実現している。本資料ではその手法についても詳細に触れている。

 また、同社はMicrosoftサービスをフル活用して企業を支援しており、製造業DXにおけるそのメリットについても言及している。製造業においてDX推進に課題を感じている経営層やマネジメント層、DX推進担当者にとって、本資料は自社の施策検討に有益な手がかりとなるはずだ。