DXを「創造的破壊活動」と捉える花王が掲げる「グローバル・シャープトップ」戦略とは何か。戦略の実現に向け、どのようなアクションに挑み、どのような成果を得ているのか。常務執行役員 デジタル戦略部門 統括の村上由泰氏が、花王のDXの全貌を語ります。
講師よりメッセージ
花王が考えるDXとは、創造的破壊活動。レガシーシステム、古い慣習、固定概念を捨て去り、新時代の競争ルールでの企業変革を加速させる活動です。本講演では、花王の『グローバルシャープトップ企業』への変革加速のための、4つのDXイニシアティブ(データドリブン経営、オペレーショナルエクセレンス推進、顧客体験価値向上、グローバル最速展開)の紹介、そしてそれを支えるDX人財育成について話をします。
【TOPICS】
- 「グローバル・シャープトップ」戦略とデジタルを手段とした企業変革
- DXとは、創造的破壊活動である。花王DX戦略の全体像
- 企業活動の本質“よきモノづくり”サイクル
- DX人財の育成:シチズンデベロッパーの活躍とスキルアッププログラム
- データドリブン経営の推進:「Kao i-Lake」が250億円分の戦略的値上げを下支え
- オペレーショナル・エクセレンスの推進:27PJが完了+新PJ開始
- デジタル活用によるマーケティング変革
- 顧客体験価値の向上:双方向プラットフォーム「My Kao」
- グローバル最速展開のためのDX
- 花王DX投資のROICマネジメント